2009/12/30頒布
東方アレンジ 全11曲
ショップ価格:1,365円
ジャンル:クラブミュージック
Syrufitの1st東方アレンジアルバム。
1stといっても、夏にAniPixと合同でCD出してましたが。
クラブ系、アンビエントメインで、ノリとしてはアルレコにかなり近い印象。
インスト曲は1曲のみと、ほとんどフルボーカルで、総勢4名の歌い手さんが参加。
また半分近くは旧作の原曲と、渋いチョイスが光る。
オリジナル曲も1曲あり。
1. your love(月時計 ~ ルナ・ダイアル)
幻想的なアンビエントテクノ。
でも歌詞はかなり切なめで、1曲目から泣かせに掛かります。
遠くを見つめて今は亡き人を想う…そんな儚い雰囲気。
2. Wheel(死体旅行 ~ Be of good cheer! )
ツインボーカルと、ノリの良いアグレッシブなサビが冴え渡る。
公式のPVも完成度高いです。
3. recollection(クリスタライズシルバー)
イントロに重厚感のあるトランス。
重ねボーカルでスピード感ある展開。
4. Sweet sigh(上海紅茶館 ~ Chinese Tea)
サビ後半で原曲のフレーズが入ってくる特徴的な構成。
それにしても、なちさんは良い声だ。
5. liberate me(プラスチックマインド)
浮遊感のあるアンビエント系のシンセが気持ちいいです。
特に中盤。
歌詞も「飛んでゆけ」と雰囲気ばっちり。
6. hitokata.(彼岸帰航 ~ Riverside View)
ディストーションの効いたギターが印象的。
重厚なメロディにピアノが切なく響き渡る。
弾けるようなサビに迫力あり。
7. The world of noise(Strawberry Crisis!!)
ドラムンベースですかね。
グリグリと迫るベースに重いキック。
重々しく歌い上げる綾倉さんのボーカル。
全体的に閉鎖的な雰囲気なんですが、闇の中から僅かな希望の光を掴もうとする…
そんな感じのドラマティックで力強い盛り上がり。
8. Power of Wind(博麗 ~ Eastern Wind)
ダンサブルなビートに攻撃的なギターが鳴り響くユーロビート。
シンセリフが入ってくるサビはノリノリで、アルバム内でも屈指の盛り上がり。
「許して・殺して・壊して・信じて」と、訴えかけるような歌詞も相まって非常にカッコいい。
これは名アレンジ。
9. AraHitoGami
スローなオリジナル曲。
サビでちょっとボーカルが無理してる気が…。
10. outro side(眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror)
唯一インストなアンビエントテクノ。
ベース音がもの凄く重い。
脳髄にビリビリ響いてきますが、そこまで不快感はないです。
アウトロに圧倒されました。
11. ren(東方妖恋談)
迫力ある和太鼓が終始叩かれていて、戦国合戦のような和風な雰囲気。
しかもトリプルボーカルでかなりの迫力。
「出来ることをすべて詰め込んだ」と言うだけのことはある、かなりのハイクオリティ。
アンビエント系のゆったりしたノリからアグレッシブなトランスまで、
全体的にメリハリがついている上に、ほぼフルボーカルなので聴き応えあり。
お気に入り度:9/10点
お気に入り曲:8. Power of Wind
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