2008/08/16頒布
STGアレンジ 全13曲
ショップ価格:¥1,365
ジャンル:マルチジャンル
レトロゲームのアレンジを中心に活動しているDMCの4thは、
メタルあり、クラブ系ありのマルチジャンルな歴代STGアレンジ。
マルチジャンルといっても全体的に原曲重視なので聴きやすいです。
シューティング黄金時代を象徴するタイトルに加え、
デススマイルズ、虫姫さま、ぐわんげ、エスプレイドと、
比較的最近のケイブ作品もあり、ケイブスキーな自分としてはたまらない選曲。
1. 燃えるハロウィンタウン / DEATH SMILES (Stage1-A、ED)
しょっぱなから怒涛のカッコよさを見せるゴシック風メタル。
イントロのバイオリンから続く、切り刻むようなリフがたまらんです。
ウネりまくるピアノにパイプオルガンと、原作のクラシカルなゴシック感はそのままに、
テンポアップとヘヴィなギターを前面に押し出していて、一層攻撃的に。
終盤のオリジナルパートなギターソロも熱すぎる。
普通に原曲よりカッコいいですこれ。
しかしこのバイオリンのメロディ、何故かメタルギアを思い出してしまう…。
2. Burning Heat / グラディウスⅡ (Stage1)
浮遊感のあるキラキラしたシンセメインで、意表を突かれるポップなアレンジ。
あの人口太陽の熱さはあまりないんですが、
これはこれで浮遊感があって気持ちいいです。
3. Playback HECTOR`87 / HECTOR`87 (Main Thema)
イントロからもうリッジレーサーにしか聴こえないw
ノリノリなレイヴ系テクノです。
アルバム唯一のボーカル曲で、歌っているのはIOSYSのARMさん。
4. シンジュが森へ / 虫姫さま (Stage1)
自分の中のケイブ感が変わり、もはや身内間でも伝説になった「いってきまーす♪」の曲。
原曲そのままのテクノに、ロック成分をプラス。
全体的にしっとりした音源になっていて爽やかさが増した感じ。
中盤と終盤では、またしてもオリジナルな渋いギタソロが。
静かに盛り上がって弾けるイントロは、原曲を含めて何度聴いても心地良いです。
6. 黄泉の華 / ぐわんげ (Stage3)
原曲の和の雰囲気そのままに、若干テンポを落としてまったり聴けるように。
いい意味でSTG曲には聴こえない哀愁が漂っていて、泣きを誘われます。
7. Adam / G-DRAIUS (BIG BOSS)
これぞボス戦といった雰囲気の、緊迫感溢れる重厚なオーケストラ。
8. Infinity Orbit / STRIKERS1945Ⅱ (炭鉱Stage)
明るくエネルギッシュな、アメリカンテイスト溢れるハードロック。
ストライカーシリーズのBGMは少し地味なイメージがあったので、
このアレンジには驚きました。
少し古臭さのあるオルガンとシンセがまた良い。
9. TWIN BEE / ツインビー (Main Thema)
恐らくアルバム内では最も原曲破壊なハピコア。
ちょっとやり過ぎ感が…。
10. Thunderbolt / LIFE FORCE (Stage2)
九十九百太郎さんによる、これぞと言わんばかりに九十九節が炸裂しまくるメタル。
ギター、シンセ、ドラム、全部が気持ち良く疾走してる上に、
中盤からのギタソロ、ラストのドラムロールも熱々で、もう痺れんばかりのカッコよさ。
12. Rising Sun / STRIKERS1945 (日本Stage)
こりゃまた雰囲気ばっちりな、重厚感溢れる軍歌アレンジ。
大日本帝国海軍の脅威がびりびりと伝わってくるかのよう。
13. FZ BOSS (Guiter Machine-gun MIX) / ファンタジーゾーン (BOSS)
ガツガツ攻めまくるギターオンリーアレンジ。
リフもリードもとにかく攻撃的に暴れてます。
半分くらいはネタ的な気がしますが、まさか最後にこんなものをかましてくるとはw
原曲のメロディーや雰囲気をしっかりと残しつつ、適度に崩した正統派アレンジ揃いで大満足。
やはりケイブアレンジが聴けたのが嬉しかった。
しかし、何故にロゴがハピスカなのか。
お気に入り度:9/10点
お気に入り曲:10. Thunderbolt / LIFE FORCE (Stage2)