2009/12/30頒布
東方アレンジ 全12曲
ショップ価格:420円
ジャンル:マルチジャンル
東部開拓地の東方アレンジ5thアルバム。
今作はジャケのアドベントチルノのイメージ通りな、ファンタジーRPGがコンセプトに。
曲ごとに明確な属性があるのが面白いです。
いつもの如くメドレーも炸裂しまくりで、今回も楽しんで作ってるのが伝わってきます。
2. 【バトル】屈折出来ない好奇心~サニールチルフレクション
原曲そのままのスピーディーな展開で、まさにバトル曲なノリ。
ロックをベースに、トランペット、サックス、ピアノにオルガンと、
賑やかなごちゃ混ぜ感で、東部開拓地らしさが表れてます。
5. 【火】月の夜空に、燃え逝く竹林~エクステンドアッシュ
スカ系のノリで、これまた熱いロックチューン。
しかも原曲を3曲以上ブチ込むという荒業。
アコーディオンがクラシカルな雰囲気を演出。
6. 【風】優しくも荒々しき山の洗礼~妖怪の山
前半はアイリッシュ系のまったりした曲調で、コンガの小気味良い音が印象的。
しかし次第に攻撃的にシフトしていき、
中盤で風のSEと共に曲調がガラっとロックに。
この演出はカッコいい。
7. 【氷】Turning Winter~無何有の「キョー」
ゴリゴリしたベースが冴える4つ打ちエレクトロニカ。
特に中盤のピアノとのソロ、後半シンセソロも渋くてカッコいい。
8. 【雷】光龍天舞
これはもうストレートにカッコよさを追求したと言わんばかりのシンフォニックメタル。
熱いです。
9. 【闇】Immortal Terror -再生-
アグレッシブに攻めるオーケストラで、かなり壮大でクライマックスな雰囲気出てます。
ハープが綺麗で、「闇」の雰囲気はあまりないですね。
後半から攻撃的な雰囲気が増していき、むしろボス戦なイメージ。
10. 【光】illuminate the pain totally isolated again
ゲストのCYTOKINEによる、キラキラしたシンセが綺麗な4つ打ちトランス。
ポップなメロディで、明るく照らし出すってイメージですかね。
11. 【夢】遥か大いなる夢の旅路へ
ラストは恒例のメドレーで、目まぐるしくも賑やかなグランドエンディング。
毎度のことながら、これでもという原曲を盛り込み、
緩急を付けながらも違和感なく曲を繋いでいるアレンジセンスは流石。
12. 【EX】アンノウン・トリプルエックス~Who May Showtime?
やっぱり今回も健在な隠しトラック!
スカなノリが目立ってますが、もういろんなジャンルごちゃ混ぜで、まさにフリーダム。
ここまで感想を書いておいてなんですが、
前作のフルキヨキと比べると今作は"遊び"要素が目立つせいか、ノリのよさ、カッコよさでは劣る印象。
しかしファンタジーな世界観が好きならハマると思いますし、
いつもと変わらないお手頃価格なので、聴いておいてまず損はないはず。
お気に入り度:7/10点
お気に入り曲:2. 【バトル】屈折出来ない好奇心~サニールチルフレクション
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