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2009/12/30頒布
STGアレンジ 全21曲
ショップ価格:¥1,575
レトロゲーミュージックのアレンジを数多く手がけている、EtlanZの19枚目となるSTGオンリーアレンジ。
以前からファミコンアレンジで存在は知っていたサークルなんですが、買ったのは今作が初めて。
ジャケがビックバイパーな上に、Tr.1~4までがグラディウスⅡ、
さらに締めもグラⅡなところが、もうたまらなさすぎて釣られました。
まぁ何といっても、選曲がグラⅡを筆頭にもの凄いこと。
ダライアス、R-TYPE、スターソルジャー、レイフォース、といった定番ものから、
スペースハリアー、ファンタジーゾーン、ライフフォース、レイディアントシルバーガン、等々・・・
知る人ぞ知る(自分だけ?)作品まで、まさにSTG黄金時代を支えたそうそうたる顔ぶれ。
アレンジは超原曲重視で、テンポも構成もほぼ原曲そのままに、
音色だけをMIDI系の打ち込みに変えているというもの。
プーヤンだけはメドレーになってますが。
なので原作をプレイしたことがあれば、必ず懐かしい思いに浸れるはず。
ただ全曲を通して聴くと、原曲重視に加えて各曲とも音源が似ているせいか、聴き飽きやすい部分はあります。
音色が全体的にポップ寄りなので、ゲーム内容を含めて「熱」のあった曲は、
その熱い雰囲気が若干薄れてしまっている印象。
その分、ファンタジーゾーンやポップンツインビー、プーヤンなど、
元からポップな世界観の曲は、イメージにがっちりマッチしていてとても良いです。
もう少し攻撃的且つ、崩したアレンジも聴きたかったところですが、
16作品全21曲をCD容量限界まで詰め込んでいる辺りは好感が持てる上、
なんといっても、今のご時世にここまで渋い選曲をしてくる作者のシューティング愛が伝わってきました。
個人的にはスペハリをアレンジしてくれただけでも感謝したいですし。
1stということは次回作もあるんでしょうか。
期待大。
お気に入り度:8/10点
お気に入り曲:11.「風に誘われて」 (STAGE 1) ポップン・ツインビー 【1993】
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スペハリとか、大型筐体がゲーセンにひしめいていた時代を思い出します